アメリカで、今まで11年間食物アレルギー完全除去の生活から甲殻類(8年完全除去)、ベイクドエッグ(加熱卵)(9年完全除去)、カシューナッツ・ピスタチオ(11年完全除去)の解除を経験してきました!!
その時の記録と、アレルギーの七不思議とこれからの話しを書いていきます。
この経験はアメリカでのお話なので、日本とはここが違うなぁなんて思いながらお読みください。
息子の乳アレルギーの数値
息子11歳(血液検査時10歳)の非特異的IgE値は337kU/L
アレルゲン | 今年の数値 | 去年の数値 | 試験時クラス |
---|---|---|---|
牛乳(F2) | 3.85 kU/K | 6.62kU/L | Class 3 |
カゼイン(F78) | 4.76 kU/L | 9.16 kU/L | Class 3 |
これも数値で出ていたので、書き残しておきます。
Alpha-Lactalbumin(F76) 0.30 kU/L 0.43kU/L Class 0/1
Beta-Lactoglobulin(F77) 0.38 kU/L 0.38 kU/L Class 0/1
低量加熱(ベイクド)ミルクの負荷試験
ベイクドミルク(加熱ミルク)とは?
アメリカでは、Baked milk(ベイクドミルク)challenge と言って、加熱された牛乳を使って負荷試験を進めていきます。
このbaked milkというのは電子レンジやフライパンで温めて加熱されたものではなくて、
こちらでは、日本の負荷試験の様に牛乳をそのまま飲んでテストする事がほとんどありません。
乳の負荷試験はベイクドミルク(baked milk)から始まります。
負荷試験の時には指定された量の牛乳を入れてマフィンを作って持ってきてねと言われます。(市販のものはダメ)
卵アレルギーの時も同じです。ベイクドエッグと言ってマフィンに卵を入れて作って持っていきます。
なぜ牛乳を飲ませず、ベイクドミルクをやるのか?
いつも疑問に思ってたんです。
なんで日本の乳アレルギー、卵アレルギーの治療で負荷試験の時、
生の牛乳をそのまま飲ませたり、卵もゆで卵から始めていくのに、
どうしてここでは、毎回指定されたアレルゲンを使ってマフィンを焼いていかないといけないのか?
先生に聞いてみた所、加熱して小麦(粉類)と一緒に調理(焼くことでマトリックスが変わる:やばいすごい話されてるけど素人には全然意味がわからんちん)することでアレルゲンが減るとの事です。小麦じゃなくてもグルテンフリーの粉でも同じとの事でした。
アメリカでは卵も同じような理由でBaked Eggから始まります。
baked milk やbaked eggの説明の説明のプリントに、ベイクドミルクの負荷試験で食べられるようになった子は
その後に乳や卵のアレルギーを克服する確率が高いと研究で出ていると書かれていました。信じたい。
かといってこの事はナッツ類や魚介アレルギーには当てはまらないので注意してくださいとも書いてありました。
だから、アメリカではこうやって粉に混ぜていつもベイキングを作ってそれを食べさせて負荷試験させていたんですね。
疑問に思って事がここでクリア。
なぜ低量?どのくらいの量を言うの?
通常、こちらの乳の負荷試験では指定された乳入りのマフィン2個食べれてパスになります。
パスすると2.6gの牛乳のタンパク質が食べられるという事になります。
前回、息子は痒くなってマフィン1個も終えられなかったので、今回は低量でやってみようとなりました。
今回は、同じレシピで57g(2oz)だけ牛乳を入れて作りました。
sheet cake(シートケーキ)と言って大きめの容器(9 inchx 13 inch=23cm x 33cm)に流し入れ焼きました。
息子は0.2gの牛乳タンパク質を無事に食べることが出来て、パス!!
使った牛乳に240ml=8gタンパク質と書いてありました。

大きいでしょ?これをsheet cakeと読んでます。
息子は低量ミルク入りシートケーキの10%の量の84gを食べて解除。
これから家でミルクの量を増量していく予定。
解除後のスケジュール
前回同様、週3回は食べて身体に慣れさせていく。毎日でもOK。
今回からちょっと変わるのが、息子はベイクドエッグもパスして食べられるようになっているので
卵の負荷とも兼ね合いを付けていく事になりました。
ベイクドエッグにもレベルがあって、
今息子は12個のマフィンを作る時に2個卵が入ったレシピのマフィン1個が食べられる状態。
その次が
・卵入りクッキー(一個に対してもっと卵の量+焼き時間が短くなる)
その次が、
ワッフル→ホットケーキ→フレンチトースト→ミートボール(つなぎ)→ミートローフ。
と続くようです!
これを聞いたら、すごい光が見えてきた!!!
卵入りのクッキーもワッフルもホットケーキまで!?って!!
今まででは全く考えられなかったから嬉しすぎます!!
なので、今回の低量ベイクドミルクのシートケーキを食べつつ、
卵の負荷で今回は卵入りクッキーも食べ続け、
この卵入りクッキーで問題がなかったら
次は今回の低量ベイクドミルクのシートケーキに卵を1個入れて焼くという
もうスポンジケーキと同じレシピ!!!(小麦不使用だし卵や乳の量は違うけど)
なんか一気に進んだ感じがしてすごい嬉しい!!!
息子にもこうやって食べられる事に対してポジティブにとらえてもらうように伝えてます。
彼もしっかりメンテナンスフードも食べてるし、頑張ってる。
1ヶ月経って
かゆみが出る時と出ない時がある模様。
でもかゆみも5分〜10分で消えるので薬も飲んでません。
氷、アイス、飴、水などで紛らわしてます。
そして卵入りのクッキーも食べてます。
同じ感じで痒かったり、大丈夫だったり。
今後も
これからも彼の自宅での負荷(メンテナンス:維持していく)の記録を覚え書きとして書いていきます。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] この新しいOIT(経口免疫療法)をやってる先生に出会えて久々に経口負荷試験をしたりしたら色々なものが解除になって。先生のお陰ー!!!って勘違いしちゃいそうだったけど、今までは完全除去だったから、先生に会ってからの、カシューナッツ/ピスタチオ解除、アーモンド解除、低量加熱牛乳解除、小麦解除は子供たちの年齢によって体が変わってきた部分もあるのかな?って思ったりしてる。 […]