こんにちは、アレルギー歴10年過ぎました、
『隣のアレルギーご飯』です。
今回は、
小麦、卵、乳、ピーナッツアレルギーのある
アレっ子ファミリーが
どんな事に気をつけてアメリカで
ハロウィンを安全に過ごしているか
を紹介していきたいと思います。
こちらでは9月から、
早ければ8月の終わりから
パンプキンが出回ります。
(デコレーション用、食べる用)
夏が終わっていく、、、とちょっと
おセンチになったりします。
と共に、秋のデコレーションは
それはそれで楽しいですけどね♪
さて、
ハロウィンは、
日本でも最近ではイベントとして
楽しんでますよね♪
特にお子さんがいると
身近になっていると思います。
『Trick or Treatトリック オア トリート』
=お菓子をくれないと、いたずらしちゃうよ。
といって、お菓子をもらっていきますよね♪
近所の人から、モール、お店、スーパー
どこでもこの日はキャンディーを配ってます。
子供にとってこんなに楽しいことあるでしょうか?!
食関連イベンドにいつもドキドキ
アレっ子ファミリーはどうやって安全に過ごしている??
楽しくハロウィンを過ごすために気をつけていること
- 薬を忘れない!!!
- 食べられないものがある=多め
- コンタミ
- オリジナルの袋がないとしっかり原料の確認が出来ない。
- みんなで一緒に食べたくなる。
思いつくのは、こんな感じでしょうか?
わかりきっていることですが、
再確認しています。
『1、薬を忘れない!!!!』
やっぱり、これもアレッ子ファミリーの
基本中の基本ですが。
家から出る時は、薬を忘れない事です。
エピペンはマスト。
もし、万が一、アナフィラキシーショックになったとしても
薬が近くにあって、
救急車が来る前にエピペンを打てていたら
助かる確率は断然上がります。
アレルギーの内服薬、エピペンを忘れずに
外出しましょう。
いつ、どこで、何が起こるかわかりません。
『2、食べられないものがある』について
アレっ子、共通ですが、
日常生活、常に食と隣り合わせで、
普通に用意されたものは、
しっかりアレルギー対応にしてもらわないと
食べられない。
ハロウィンなどイベント、パーティーって
ほとんどの確率で食べ物が出てきます。
だから、ハロウィンでもらった、
沢山のお菓子も
食べられないものも多い。
なので、ハロウィンパーティーなどで、
用意されてるもの、もらうものには
アレルギーが入ってるものが多いということ。
アレッ子ファミリーなら十分にわかりきっていることですが。
それをまずは子供達に教えてあげるのも心の準備になることも。
『3、コンタミ』について
『コンタミ』とは『コンタミネーション』の略。
食物アレルギー界隈ではよく使われる単語です。
コンタミネーションとは、「混入」の意味。
BtoBプラットフォーム 規格書 さんより引用
略して「コンタミ」とも言う。
食品を製造する際に、原材料としては使用していないにもかかわらず、
特定原材料等が意図せずして最終加工食品にコンタミネーションしてしまう場合がある。
食物アレルギーはごく微量のアレルギー物質によっても発症することがあるため、十分なコンタミネーション防止策の徹底を図る必要がある。
防止策としては、製造ラインを十分に洗浄する、
特定原材料及び特定原材料に準じるものを含まない食品から順に製造する、
可能な限り専用器具を使用することなど。
そして、生産ラインにおいてどのような原材料を用いた食品を製造しているのか管理し、食物アレルギー患者に情報提供できる体制を整えることが必要となる。
トリックオアトリート中に、
起こる事は確率にしたら低いかもしれませんが、
お菓子が包装されていたものから出てしまっていて
その粉などからのアレルギー症状発症や、
敏感な人は、触るだけでもアレルギー症状が出てしまいます。
知らずに手を入れて、触ってしまったりの事もあります。
または、既に何かのお菓子や食べ物を食べていた手で
それにアレルゲンが付着した状態で
お菓子をとってしまっても、
後からアレルギーがある人が触ってしまったら
反応してしまう事もありえなくはないです。
後は、小さい子たちが食べてる時も
手が手が手が、ドキドキしますよね。汗。
そのコンタミも気をつけましょう!!!
アレルギーを持ってると
想像力が豊かになり
とにかくアレルギー症状が出ないよう出ないよう
って生活していますよね。
もう脳みそ常に食べ物、アレルギーで
ぐるぐる回ってますよね。
ちょっと話がそれるんですが、
アメリカでは、
今までクロスコンタミネーション(Cross-contamination)と
日本と同じように使っていたんですが、
最近はクロスコンタクト(Cross-contact)ということもあるようです。
今まで長いことコンタミネーションと使っていたので
まだコンタミネーションを使う人が多いですが。
確かに、以前食品関係の仕事についた時に
オリエンテーションで、
クロスコンタミネーションは
アレルゲンに対してではなく、
細菌やウィルスに対して使っていました。
例えば生の肉がついたナイフで生野菜を切って
それをサラダで使ってしまったら
それはもう生肉からの細菌がついていて
食中毒、感染症等になるクロスコンタミネーションが
起こっている。
という感じで使ってました。
話は戻りますが、お菓子をもらう時には
コンタミの率は低いかもしれませんが、
その後の食べる時、パーティーなどでは
気をつけるべきですね。
原料のコンタミも要チェックですね。
あの一番困るこれら👇
・本品製造工程では●●を含む製品を生産しています
・同じ生産工程で、「●●、●●、●●」を含んだ食品を扱っています
・●●を含む製品と共通の設備で製造しています
FAICM 食物アレルギー危機管理情報 より引用
『4、オリジナルの袋がないとしっかり原料の確認が出来ない。』について
私達はこの【成分原料表】を信じて頼って生活しています。
それがなかったり、いつもと違うような事されたら
困るーーー!!!
アメリカではハロウィン用に、いつも売ってる
お菓子やキャンディー、チョコレートが
ハロウィンで渡しやすい小さいサイズになっていて
100個以上が袋に入ったりして売られています。
これの何が問題かというと、
例えばこちら⤵
知らないとすごい怖いですよね!!!
食物アレルギーと一緒に生活をしているものとしては恐怖でしかないです。
いつも食べてるから食べても大丈夫~~
って食べちゃうと、もしかしたらアレルギーのものが
入ってるかもしれなく、アレルギー反応が出てしまう。。
という事になってしまいます。
もらうお菓子の中には、商品名、会社名、原料など
何も書いてないものもあります!!
もう、怖くて無理無理!!!
(下の方に写真あります。)
特にアメリカはピーナッツアレルギーの子が多く
チョコレートのお菓子には結構入ってることが多く
小さい子が知らないうちに誤って食べてしまうということも。。。
ピーナッツだけには限らないですが。
もらったお菓子の袋に原料書いていなかった場合、
わからない場合は、ググります。
通常サイズと違ったり、
ハロウィン仕様になってる事もあるので
それも検索時にしっかり入力して
探します。
『5、みんなで一緒に食べたくなる』
もしかしたら、これが一番辛いかもしれないね。。。
でも、だって、しょうがない、
一緒にTrick or Treatしてるお友達は
その場でお菓子食べちゃう子もいるもんね。
こんなにいっぱいお菓子がもらえるのは嬉しいもんね。
すぐに食べたくなっちゃうよね。。。
わかる!いつも我慢してるのも知ってる。
だけどハロウィンの日は特にアレっ子&親は気を付けたい日です!
アメリカでは、
ハロウィンの夜にアレルギー反応で
救急で病院に行く人数が(特に小さい子)
増えてしまいました。
なので、誤飲が起こらないように皆で気をつけたいです。
こちらの記事で同じ様にハロウィンがある
カナダでも同じようなことが起こっていると
書かれていました。👇👇👇
色々再確認した後は、
実際にどうしたらいいか、詳しく説明&例をいれて紹介します。
👇👇👇
アレっ子がハロウィンを安全に楽しむ為に実際にしてること
- 子供としっかり話し合う。
- non-food食べ物でないもので代用。
- パーティーを主催して、完全アレルギーセーフにする
- ハロウィンのお菓子をしっかりチェックして分ける。
- 食べられないものは子供の手の届かないところへ。
1、子供としっかり話し合う
この、ハロウィンのイベントのお菓子について
話し合う事はすごい大切な事だと思います。
アレっ子の年齢にも寄りますが、
子供自身もアレルギーと共存しているので
分かっていることかもしれないですが、
ここでまたしっかり話し合うこと。
●直ぐに食べたい気持ちもわかるけど
安全が一番だから、あなたの命が一番だから、
とにかく、勝手に食べちゃダメだよ。
●親が、お菓子の選別をする。
(ダメなもの、大丈夫なのもを分ける。)
●親が原料チェックをして、
安全がわかるまで絶対に食べない。
●親も過信しない。
ハロウィン仕様になってることもあり
原料も変わっていることもあります。
いつもと味違いも特に注意。
(うちは昔いつも食べてるお菓子の味違いを
そのままチェックせずにあげてしまいました。
アナフィラキシーになりました。)
2、ティールパンプキン! non-food=食べ物でないもので代用。
アレっ子が安全にハロウィンを楽しめるように、
ティールパンプキンプロジェクトというのが始まりました。
一人のアレっ子ママから始まったのが、
ティールパンプキンプロジェクトのはじまりです。
こちらでも
もう少し詳しくティールパンプキンプロジェクトについて
書いてます。
👇👇👇
ティールパンプキンプロジェクトのお陰でアレッ子に優しいハロウィンに
non-food=食べ物(お菓子)以外で、ハロウィンを楽しもう!!
お菓子以外でもハロウィン楽しめる~♪
では、お菓子以外には何がいいの?
お菓子以外に何でハロウィンを安全に楽しんでいるかというと。
(下にリスト載ってます。)
例えば、学校からしっかり手紙も届きます。⤵
ここ10年前後で
食物アレルギーが今ほど多くない時代は、
このような行事の時や子供の誕生日の時は
家からマフィンやクッキーを
持ち寄りパーティーをしていました。
ですが、学校も対応がしっかり時代と共に変わってきてます。
学校のハロウィンパーティー🎃も食べるものなしで
鉛筆、消しゴム、シール、小さな遊べるおもちゃ
などに変わってきました。
手紙の内容⤵
『学年全体でアレルギーのある子もいるので、
生徒みんなを安全に守るため、
食べ物なしです。
食べ物持ってきた人は残念ですがそのままお家に
もってかえってもらいます』
『もしクラスで何か渡したい場合は人数分持ってきてね』
と書いてあります。
これは、絶対じゃなくて、持ってきたい人は
という自由なスタンス。
バレンタインもこんな感じです。
リストで紹介されている食べ物以外でハロウィンを楽しむモノ
●光るシール、ブレスレット、ネックレス ●えんぴつ、ペン、クレヨン、マーカー ●シャボン玉 ●小さい消しゴム、鉛筆につけられる消しゴム ●スーパーボール ●指につけて遊ぶおもちゃ ●蜘蛛がついた指輪(ハロウィン用のおもちゃ) ●ドラキュラの牙(口に入れられるおもちゃがある) ●ミニノート ●カード ●しおり ●シール ●子供用タトゥー ●スーパーボール ●粘土 ●ミニおもちゃ ●クラフト などなど 小さな小物系 |
こちらのリストに書いてあるものは、
9月から10月に入ると、
百円ショップやパーティー専門店にこういう小物が
沢山入って売っているので簡単に手に入ります。
日本も百円ショップやドンキで買えるのかな?
この様に、
アレッ子にも配慮してくれようになって来ました!
この前行ったトランクオアトリートイベントでも
アレッ子に感動の出来事ありました!!
こちら↓
3、パーティーを主催して、完全アレルギーセーフにする
何が一番安全で、安心かって、ここに辿り着きます。
私たちアレッ子の親がパーティーを開いて、
完全に自分の子供のアレルギーにあったものにする。
そうすれば、食べ物&食べ物以外のモノも一緒に
皆で一緒に楽しめる♪
準備など大変ですが、
お友達が開いてくれるパーティーも嬉しいですが
コンタミの事、不安など色々考えると
自分で全部やっちゃうのが、
一番アレッ子ファミリー皆が安心安全に過ごせます。
私達が日本へ帰った時にお世話になったこちらの
いこーよ(おでかけ情報量日本最大級)さんでも
ハロウィンのイベントが沢山載っています♪
食が絡まない、ハロウィンイベントも沢山ありました!!
4、ハロウィンのお菓子をしっかりチェックして分ける。
そして
5、食べられないものは子供の手の届かないところへ。
ハロウィンイベントやハロウィン当日の
トリックオアトリートが終わったら、
子供達にもう一度、
何も食べないでねと、念を押す。
(小さい子だったら、親がお菓子を預かりましょう。)
帰宅時、自転車、電車、車の中で
ワクワクが止まらず、
可愛い包装されたお菓子を見ると
食べたいーって言うこともあります。
その後お友達のお家でパーティーに
参加することもあり、
みんなどんどんお菓子を食べ始めたりします。
だけど、ダメよ。です。
親が、
お菓子を食べられるもの、ダメなものを
分けます。
(大きくなると、このお菓子は食べられると
子供自身もわかるので一緒にやってもいいですね。)
原料、初めて見るもの
わからないものの山も作っておきます。
原料を一つずつネットで調べます。
ハロウィン仕様になってることもあるので
気をつけましょう。
こちらが、実際のハロウィンイベントである
トランクオアトリートでもらってきたお菓子。
パサッと出します。
そして、こちら、グミ、ラムネ、飴で安全に食べられるもの。
この様に、兄弟でアレルギーが違う場合、
または兄弟でアレルギーの有無がある場合の
その対策としては、
お菓子は交換しない。
それぞれのお菓子の袋または箱を用意して
混ざらないようにする。
です。
食べる時もコンタミに気をつけましょう。
お家に寄って、お菓子ルールが違うと思います。
お菓子を食べる時間、自由度、
親が今日はこれだけ食べていいよって渡すお家。
それぞれのお家で対策が必要だと思いますが、
私が思うに、
もし、兄弟内でアレルギーの違い、有無がある場合は、
特に小さいお子さん同士の場合は、
親が管理をして、その都度、渡してあげるのが
安全でいいと思います。
続き、こちらは食べられないもの。
見て下さい、この写真の中央ちょい左にある
薄紫色の白い包み紙に包まった飴は
もう原料を調べることも出来ません。
どこの会社のものか、名前もわからないので
もちろん、NGの方の山に入ります。
リスクは負いません!!
これハイチュウみたいなお菓子が一つずつ包まれてた紙なんですが、
この小さい紙に、小さい字で原料が書いてある場合もあります。
ないよりはましなの?!
これ、老眼じゃ無理ーーー!!!
とにかく、安全を守るために
食べられないものは、
混ざらないように、できるだけ早く
違う場所に移動。
小さい子は何を食べていいのかわからない事が
多いので、
誤飲を防ぐためにも、
できるだけ手の届かないところへ
置くのをオススメします。
兄弟でアレルギーが違う場合は入れ物を変えたり、わかりやすいようにマークやシール、名前などを書いてしっかりと誰のかわかるにするといいです!
そうすると、『ママ、コレ食べていい?』って忙しい時に聞かれてもすぐにそのマークを見れば大丈夫!
【まとめ】アレッ子の安全なハロウィン
すんごく、短くすると。
いつも皆さんが注意していることと変わりませんが。
★しっかり話し合い、再確認。
★勝手に食べさせない。
★原料チェックをしっかり。
★食べられないものはしっかり手の届かないところに保管
(兄弟間でも気をつける)
★食が関わらないイベントに参加。
皆さん、ハロウィンだけではないですが、
今年もハロウィンを安全に楽しく過ごしましょう〜♪
一日が終わった頃には親は気を張っているので
ぐったりかもですね。
私は結構ぐったり派です。
お菓子をちょっともらってエネルギー補給しちゃいましょう♪
少しでもアレッ子ファミリーの皆さんの参考になればと思います!!
また、他にも『こうやってるよ』など
他のアレッ子ファミリーたちと
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