今年6歳になった娘の食物アレルギーの中にアーモンドも入っていました。
昔、知識の少なかった私は、息子がアーモンド食べられるから、娘も大丈夫だろうと
娘にアーモンドをあげたことがありました。(アーモンドは血液検査をしてなかった)
口の中が変と言ってきて、アレルギーなのかとわかりました。(アナフィラキシーにならず本当によかった。)
アレルギーを治したい、一つでも減らしたいという思いから
数値は低かったのと少量は食べられてはいたので、『自宅負荷だ』と、少量ずつあげていた時もありました。
(絶対ダメ!!)
アメリカはアレルギーとわかったら基本は完全除去で何も出来てないことがもどかしかった。
その当時日本では、少量ずつあげていくことでアレルギーの治療をすると知ったので、うちも少量はアレルギー症状出なかったしいいかなと完全に自己流でやってました。
ただ、やっぱり口には違和感があるので娘が嫌がったのでやめました。
ただただ、その時にアナフィラキシーやアナフィラキシーショックにならなかった事はどんなにラッキーな事か。
医者でもアレルギー医でもないのに勝手にやってしまった事はそれで娘を危ない目に合わせていたらと思うと本当に反省しかありません。
皆さんも絶対にやらないでください!!!!
食物アレルギーは命に関わることなので、しっかり食物アレルギー専門医の指示を仰いでください。
娘のアレルギー解除になった時の数値
今回この数値で経口負荷試験をし、解除になりました。
娘のIgEが1675kU/L
アーモンド 3.63 kU/L
Class 3 でした。
指定されたアーモンド&量
指定されたもの
BARNEY バーニーから出ているのアーモンドバターでした。
なぜかというと、この工場ではピーナッツが使われてない(コンタミの恐れがない)からです。
ちなみにコンタミはココナッツ。
左の写真(携帯の方は1枚目)にmade in a peanut-free facility、右の写真(携帯でご覧になってる場合は2枚目の写真)のALLERGY STATEMENT: Made in a peanut-free facility. Made in a facility that also processes coconut.と書いてあるのですが、
次の文のMade in a facility that also processes coconut.は、この工場ではココナッツを扱っています。という事になります。なのでコンタミはココナッツ。
負荷試験で食べた量(解除になった量)
負荷試験の時に食べた量はアーモンドバターを合計32グラム(大さじ2)=アーモンドタンパク質6gを4回に分けて食べました。
32グラムのアーモンドバター=アーモンド22個分相当=アーモンドタンパク質6g
3回までは15分間隔様子を見て、最後は30分様子見して待ちます。
アーモンドバターだけを食べるのはきついので(味的にも)、
家からパンケーキ(なんのアレルゲンも入れずに作ったもの)を焼いて持っていき、それに付けて食べました。
結果はアーモンド解除!今後の進め方は?
痒みもなく無事に4回食べ終わりました!
前回同様、解除になったものは自宅でも週3回は食べていくという流れ。
日本で言う自宅負荷みたいな言葉をアメリカではメンテナンス(維持していく)フードと言っています。
1回に付き大さじ1(15g)は食べてねとの事でした。(アーモンドタンパク質量3g)
これを元に1回の自宅負荷はこれらを使用予定。
- アーモンドミルク(120ml~230ml)
- アーモンドヨーグルト(170g)
- アーモンドプードル(28gにつきアーモンドタンパク質量6g)
今はまだアーモンドバターが残っているので、それをバナナやりんごやクラッカーに付けたりして食べています。
解除から1ヶ月が経った今、かゆみなどは?
なるべく頑張って週3回は食べるようにしています。
なぜか家食べるといつも痒みが出る。病院ではかゆみゼロで解除になったのに。
これは前回のカシューナッツも同じ。今もまだ食べた後かゆいって言います。
先生に相談した所、
・かゆいのはしょうがない。
・きっと20分以内に消えるはず。
・氷、水、あまり口の中にあたらないように何かと一緒に混ぜて食べたりする。
とアドバイスを前回ももらっていたので、今回も同じようにしています。
かゆみは本当に5分〜10分で消えたりします。
先生から20分経ってもかゆみがしつこい場合は薬をあげてもいいけど、
なるべくあげないでという方向で話し合い済み。
今そんな感じでやっています。
もうかゆみが出ても、出るものと今は考えていて(もちろん体調が悪い時は反応も強く出がちだから様子見はしてます)
かゆいーって言いた出したら、氷、水、飴、シャーベットなどで今は紛らわしています。
大丈夫いつも見たいにすぐ消えるよと安心?させたり、昨日もすぐ消えたよね?って言ったりして。
でもやっぱり食べて口の中が痒くなるのは嫌だよねぇ。
でも今のところ頑張って食べてくれてます!!
さいごに
一人ひとりアレルギーの度合い、症状の出方は違います、同じ人でも体調の良し悪し、歯が抜けた(子供)などで症状も変わってきますので、
昔の知識のない私のようにならず、しっかりアレルギー専門医の先生とお話して血液検査、経口負荷試験などを経てください。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] この新しいOIT(経口免疫療法)をやってる先生に出会えて久々に経口負荷試験をしたりしたら色々なものが解除になって。先生のお陰ー!!!って勘違いしちゃいそうだったけど、今までは完全除去だったから、先生に会ってからの、カシューナッツ/ピスタチオ解除、アーモンド解除、低量加熱牛乳解除、小麦解除は子供たちの年齢によって体が変わってきた部分もあるのかな?って思ったりしてる。 […]